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そば・そば街道
村山地区北部では、昔から各家庭でそばを打って食べていました。そのため、町の人のそばに対する思いはとても深い。気候・風土がそばを栽培するのに合っていたようで、この辺りには山形を代表する蕎麦屋さんが数多くあります。
各店、湧水や自家栽培のそばを使ったりと特色があります。
古い民家を改装した店が多く、どこか懐かしい、落ち着いた雰囲気でおいいしい蕎麦を楽しむことができます。
また、どの店も工夫を凝らした付け合わせの漬物を出してくれるのが楽しみの一つです。 -
いも煮会
山形では秋になると川原で石を積んでかまどを作り、「いも煮会」という鍋料理を楽しみます。
家族・友達・職場の仲間などのグループが集まり、みんなで料理し、大きな鍋を囲み、お酒を飲みながら楽しい時間を過ごします。いも煮の作り方は各地域様々ですが、私の住む山形地区では、牛肉・里芋・こんにゃく・ネギ・シメジを醤油で味付けするのが一般的です。
その他にも、味噌味・豚肉の庄内流や、置賜流、宮城流などがあります。初めていも煮会の光景を見る方は、河原のいたるところで煙が上がっているのを見て、ビックリするようです。
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置賜・さくら回廊
置賜地区内の約43キロの道沿いに桜の名所が数多くあります。 中には樹齢1000年を超える木や見事な桜並木もあり、山形に春の訪れを告げてくれます。
この地区を通る私鉄「フラワー長井線」に乗って車内から眺める桜も とてもきれいです。(フラワー長井線という名前はここに由来します) フラワー長井線とバスを乗り継ぎ、ライトアップされた夜の桜を巡る 「夜桜ツアー」といった人気ツアーもあります。
桜の見ごろは例年4月中旬~5月上旬までです。「伊佐沢の久保桜」や 「釜の越桜」、「鳥帽子山千本桜」などは咲きっぷりが奇麗で見ごたえが あります。
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食用菊
山形の特産品の食用菊は「黄色の花」と「ピンクの花」の2つがあります。 黄色の食用菊は通年ありますが特に12月~1月に甘みのある美味しいものが 出まわります。 ピンク(赤紫)の菊は9月から11月にだけ「もってのほか」という名前で 出荷されます。「もってのほか」の特徴は上品な香りと、シャキシャキした 歯ごたえ、なんとも言えない甘味とほのかな苦み、そして見た目の 色鮮やかさがますます食欲をそそります。
「もってのほか」という変わった名前はこの言葉の持つ 「とんでもない、思ってもいない」という意味から。 天皇の御紋である菊の花を食べるのはとんでもない、でも食べたら 思ってもいないほど美味いということでこの名前がつきました。 お浸しで食べるのが一番ポピュラーです。
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銀山温泉
ガス燈と大正ロマンの情緒漂う「銀山温泉」は尾花沢市の東部の山間にある小さな温泉街です。
川沿いに湧きだした乳白湯の源泉を各宿が引いています。
旅館と町並みは大正時代のレトロな雰囲気で統一され、夕暮れになるとガス燈の明かりが大正時代に建てられた建物や石畳をほのかに照らし、まるでタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。
温泉街の奥には遊歩道があり2本の「白銀の滝」迎えてくれます。 -
山寺・立石寺
奥の細道に松尾芭蕉が「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」という名句を 残した「山寺・立石寺」は山形市の東部・山寺地区にあります。 入口にある「根本中堂」(重要文化財)には1100年間一度も途絶える ことなく燃え続けている不滅の法灯が静かな光を放っています。 そこからいちばん上の「奥の院」まで1015段の長い石段が続きます。 奥の院の手前に山寺の町並みや遠くの山々一望できる舞台式の御堂「五大堂」 があります。長い石段を登ってから見るここからの景色は最高です。
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山居倉庫
庄内地方・酒田市にある山居倉庫は12棟の土蔵でできています。 明治時代にお米の保管庫として建てられ、100年経った今も 農業倉庫として使われています。 周囲をケヤキの大木で囲まれ、二重構造の屋根とともに日よけ、風除けの 役割をしています。 現在は12棟あるうちの3つをレストランや資料館として使用しています。 倉庫の裏のテラスやケヤキ並木を歩けば、明治の時代を味わえます。
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寺泉トマト
置賜・長井地区の「寺泉トマト」は減農栽培で作られたこだわりのトマトです。 味が濃く甘みが強く、酸味もあり昔懐かしい味がしてとてもおいしいです。 ハウス栽培なので冬場もありますが4月ごろが一番美味しくなります。
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最上川・最上川舟下り
日本三大急流として知られる最上川。
昔から山形文化の中心となっていました。この最上川の雄大な景色を船から楽しむ「最上川舟下り」は戸沢村というところからスタートします。
春は新緑の中に咲く山桜、秋は水面に浮かぶ紅葉、冬はこたつ舟から見る水墨画のような冬景色。
山形訛りで話すユニークな船頭さんの舟歌(英語や韓国語バージョンもあるそうです)を聞きながら、最上川の風を受け、季節の移ろいを肌で感じながら下っていきます。俳人・松尾芭蕉もむかし通ったそうです。
途中、源義経ゆかりの「仙人堂」に立ち寄り湧き水でコーヒーを飲むサービスなどもあり、最上川の流れに身をまかせながらゆったり時間を楽しむことができます。 -
山形の県花・紅花
その昔、地中海沿岸よりシルクロードを経て山形にもたらされた「紅花」は江戸時代、最上川流域で栽培が広がり、染料や口紅として重宝されました。明治時代に一度途絶えますが、戦後、偶然に農家の納屋から種が見つかり復興されました。
紅花の特徴は、鮮やかな紅色と可憐な花です。最初黄色だったの花が、七月中旬に一気に赤く色づいていきます。
紅花はトゲがあるので摘む時に手を傷つてしまうことがあるそうです。
そのため、朝露でトゲが柔らかくなる早朝に花摘みが行われます。
山形の夏祭り「花笠まつり」で踊られる「花笠音頭」では、紅花を花飾りした笠を手に踊ります。紅花は、その歴史と鮮やかな色で山形の人々に広く親しまれ続けています。
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さくらんぼ
山形を代表する初夏のくだもの「さくらんぼ」。
山形が全国一の生産量を誇ります。
さくらんぼは、真っ赤な可愛らしい小さな実をつけることから小さい恋人とも呼ばれます。
その小さい実にギュッと詰まった甘さと爽やかな酸味のハーモニーが何とも言えない美味しさとなり、山形からの初夏の贈り物として抜群の人気があります。主な品種、“佐藤錦”の美味しい時期はわずか10日あまり。
それぞれの生産者が一年を通して手間暇かけて育てた自慢のさくらんぼを一番おいしい状態で消費者に届けようと、早朝のさくらんぼ摘みから始まり、箱詰め、発送と深夜まで作業は続きます。そんなさくらんぼが地元の店に並んで売られることはあまりありません。
なのでわざわざ買って食べることはなくせいぜい知り合いの農家の方から分けて貰うくらい。
大部分が山形発の贈りものとして県外に出荷されます。
そこには「山形のおいしい味を少しでも鮮度の良いうちに送りたい」と考えてきた山形の人々の気持ちがこもっており、その心意気がここまでさくらんぼをおいしくしたんだと思います。特に山辺町のさくらんぼは、土壌に恵まれ、気候もよく、一生懸命な生産者の方が多く山形一のさくらんぼ作りの里として有名です。
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ラ・フランス
フランス生まれ、山形育ちの洋梨「ラ・フランス」は別名“くだものの女王”と呼ばれ、生産量は山形が全国の70%と断トツです。
みたくなし(見た目が悪い)といわれる外見からは想像できない高貴な香りと上品な甘さ。そのギャップがますます色をそそるようです。
もぎたてのラ・フランスはすぐに食べることができません。生産者の方で一定期間、冷蔵庫に入れから出荷され、そこからさらに10日ほど熟するのを待ってやっと食べることができます。この「待つ時間」が、いざ食べる時に、より一層味わっておいしさを満喫できるのです。
おいしいラ・フランスは、口の中で深い甘みが広がり、やわらかく熟した果肉は果汁がしたたり落ちるほどジューシーで一度食べたら病みつきになるでしょう。
特に上山市・皆沢地区や天童市・大町地区のラ・フランスは大玉で糖度が高く人気があります。
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ふじりんご
山形のりんごは蜜がたっぷり入っていて歯ごたえもシャキシャキ、甘くておいしいです。
その理由は、山形が
- 朝晩と夏冬の寒暖の差が大きいこと。
- 日照時間の長さがりんごに蜜が入るのに丁度良いこと。
- なによりも生産者の方々が長年、地道に研究・努力を重ねた結果
こんなにもおいしいりんごが出来るようになったのです。
山形のりんごの栽培方法はとにかく自然と木との対話で行われます。今では、木の成長を抑えて、高さを低くし、収穫期を早くし、作業しやすくするのが他県では一般的ですが、山形ではのびのびと大きな木で育て、自然の力を目一杯引き揚げる、昔ながらの農法で作っています。
そうして出来たのが「サンふじ」という品種。その名の通り、サン=太陽の光をいっぱい浴びて育てられました。通常の「ふじ」は袋をかけて育てられるので見た目は傷一つのなく、きれいに見えます。
山形の「サンふじ」は雨風や太陽にさらされているので見た目ではやや劣ります。ですがその分、おいしく熟している目安の“蜜”がたっぷり入り、甘味がのって、果肉も締まってメリハリがあり歯ごたえの良いおいしいりんごが出来ます。そうして作られた山形産りんご「サンふじ」は年末、引っ張りだこになります。お歳暮として山形の冬の味覚が全国に届けられます。
山形県は、大きく4つの地域に分けられ、それぞれ独自の風土があり、色も景色も様々です。
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村山地方
東に蔵王山を望む、山形市を中心とする村山地区は昔から果物づくりが盛んで、6月の「さくらんぼ」に始まり、「ぶどう」、「すいか」、「すもも」、「ラ・フランス」、そして12月の「りんご」まで、各生産者が作った自慢の品が次々と出荷されます。
四方を山に囲まれ、盆地になっているため、夏と冬の寒暖の差が大きく果物の甘味を引き出すのに恵まれた気候なのです。
また、「食用菊」や「紅花」などは全国一位の生産量です。水がきれいな地区が多くあり、蕎麦屋さんや、米作りに生かされています。
春は「さくらんぼ狩り」、夏は「花笠まつり」、秋は河原で「いも煮会」、冬は蔵王でスキー。
少し足を伸ばせば、情緒ある「銀山温泉」や、松尾芭蕉ゆかり「山寺・立石寺」、おいしい蕎麦屋さんの並ぶ「そば街道」といったおすすめスポットもあり食と自然を満喫できます。 -
庄内地方
山形県で唯一海に面している庄内地方。東に連なる霊峰出羽三山(月山・羽黒山・湯殿山)のふもとには、勇壮な庄内平野が広がり庄内米が多く作られています。

庄内は、昔から京との交流が盛んで、北前船により多くの上方文化がもたらされました。そのため、内陸地区とは違った風習がみられます。方言も山形の「ずーずー弁」とは違い、語尾に「のぅ」とつけるのでとてものんびりした感じに聞こえます。
農作物では近年有名になった「だだちゃ豆」や、やわらかくておいしい「湯田川の孟宗だけ」柿の出来る最北部と言われる「庄内柿」や、「庄内メロン」などがあります。
庄内でとくに有名なイベントが2月に各港や商店街で行われる「寒鱈まつり」です。その日、日本海でとれた新鮮なタラを丸ごと一本豪快に使い、味噌仕立てにして食べる、冬の庄内の代表的な味です。
夏は釣りに海水浴、冬は岩牡蠣と寒鱈。100年前に建てられ今も使われいる山居倉庫とケヤキ並木や、千石船のレプリカのある日和山公園といったおすすめスポットもあります。
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置賜地方
南に最上川の源流となる西吾妻山のある置賜地方は、「長井・あやめ公園」や「川西のダリア園」、43キロの区間に数多くの桜の名所が見られる「置賜さくら回廊」などがある花どころとしても知られています。
この地にちなんで地元を走る私鉄「フラワー長井線」からも多くの花を見ることができるので人気の鉄道になっています。
くだものでは「ブドウ作り」が盛んで、地元の「高畠ワイナリー」では有機栽培のブドウでワインを作り、その自然の優しさが伝わる香り、優美な甘さと酸味のバランスのとれた「高畠ワイン」として人気があります。
野菜では減農栽培で作られた「寺泉トマト」がおいしいと評判です。また縮れ麺の米沢ラーメンや、日本有数の霜降り牛肉・米沢牛は人気のグルメです。
置賜の中心・米沢は上杉謙信ゆかりの地で、多くの名所・旧跡があります。上杉家を祀る「上杉神社」には、謙信が合戦で使用した「毘龍の軍旗」や上杉鷹山のもの、直江兼次が愛用した、光り輝く金色の「愛」の大文字がついた兜などが残されています。
そんな偉人達が築いた城下町は米沢の人々の人情の温もりが感じられる情緒ある町並みになっています。
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最上地方
最上地方は雄大な神室連峰を持つ山形県北部に位置します。
その中心を最上川が流れ、最上峡を中心に「最上川舟下り」が行われ、四季折々の風景や、源義経ゆかりの「仙人堂」などを見て楽しむことができます。
また森林地帯が広がり、中には樹齢1000年を超える巨木や、「トトロの木」といった不思議な木があります。
金山町では、白壁と切妻屋根(屋根の天辺から地上に向かって本を伏せたような形)の建物と、石づくりの用水路「大堰」が風情ある街並みで懐かしさを感じさせます。
大蔵村には日本の棚田百選に選ばれた「四ケ村棚田」があり、秋になると黄金色に輝き、美しい田舎の田園風景に出合うことが出来ます。
農作物では森林を生かした「おいしいきのこ」が多くあり特産品の「くじら餅」は最上に行った時、お決まりのお土産となっています。










































